第428号 (平成27 年7月19 日)

◎保険だより
1.D―ダイマーの検査は、帝王切開術や子宮、卵巣の悪性腫瘍手術を実施する場合の
術前検査として認められます。
ただし、血栓性疾患の診断、経過観察では月1回が原則です。ICU収容時は特に回
数の制限はありません。
2.子宮内膜ソーハ術と内膜組織採取の併算定はできません。
3.貧血の病名では鉄剤投与が査定される可能性があります。鉄欠乏性貧血と記載を
して下さい。
4.HPV核酸検出と同日の細胞診検査は算定できません。HPV核酸検出は頸部細
胞診でASC-US と判定された場合に限ります。その旨記載してください。
5.ミレーナ挿入後の超音波検査による位置確認は、超音波検査の適応病名ではない
として認めていません。8月末の中国ブロック協議会医療保険部会で質疑されま
すので次回結果を報告させていただきます。