◎第497回例会(令和2年1月19日午後1時~)
場所:岡山県医師会館401会議室
講演・演題:「胎児心拍数モニタリングのベストプラクティス」
講師宮崎大学理事、医学部附属病院病院長、発達泌尿生殖医学講座産科婦人科学分野 主任教授 鮫島浩先生
症例報告「妊娠性エプーリスからの大量出血で母体管理のため帝王切開を選択した一例」
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産科・婦人科学 白河伸介先生
◎第498例会予告
日時:令和2年3月15日午後1時~
場所:岡山県医師会館4階401会議室
演題・講師:「子宮内膜の発育とその異常」
山口大学医学部産科婦人科学 教授 杉野法広先生
◎保険だより
◆産婦人科診療において適切な診療報酬請求を行うために必要な情報を掲載します。
ご一読の上、大いに活用して頂きたくよろしくお願い致します。
1)傷病名の記載について
傷病名欄には傷病名コード(ICD10)の傷病名を記載してください。
2)DPCにおける傷病名の記載について
入院時傷病名および入院後発症傷病名の記載は重要なものからそれぞれ最大4つまで記載してください。
3)膣カンジダ症の治療における抗真菌薬の投与について
イソコナゾール硝酸塩腟錠600mgの用法用量は「1週1回600mgを腟深部に挿入(1週1回投与法(1日療法))、真菌学的効果(一次効果)が得られない場合は更に600mg使用」です。漫然投与(検査もなく、薬剤の変更もなく頻回・長期投与)は、査定の対象となる場合があります。また検査と治療の整合性に御留意願います。カンジダ培養検査(結果は数日後)の当日に行われている治療は不整合です。
4)肺血栓塞栓症予防管理料について
中等度以上の危険性が見込まれる入院患者に適応され、必要な機器や機械で行った場合に認められる。産科領域では高度肥満妊婦、妊娠高血圧症候群、切迫早産等で少なくとも3日間以上の絶対安静療法を実施した場合や妊婦で開腹手術を受けた場合が対象です。現時点では保険請求対象とガイドラインとは必ずしも一致しないことがあります。
5)胎盤の病理検査の保険適応について
保険診療が行われ、胎盤の病理診断が新生児の治療や母体の今後の治療に必要である場合で常位胎盤早期剥離、絨毛膜羊膜炎、子宮内胎児発育不全、妊娠高血圧症候群、多胎妊娠はおおむね認められる。
6)術後の超音波検査について原則妥当病名が必要です。
◎妊産婦死亡例調査について
「妊産婦死亡例登録、調査」(妊産婦死亡は妊娠の期間及び部位に関係なく、妊娠またはその管理に関連した、あるいはそれらによって悪化したすべての原因による妊娠中または分娩後42日以内における女性の死亡をいいます。)
死亡例発生の都度、速やかに江尻会長までご連絡下さいますようお願い申し上げます。
◎おぎゃー献金について
プラスチック製の暖かみのある素敵な献金箱が出来ました。ご希望の方は当支部へお申し込み下さい。
かねてよりご協力願っております「おぎゃー献金」の入金には直接持参してくださるか、便利な中国銀行の振込用紙をご利用下さい。
(振込用紙、献金袋、受領証並びに感謝シールは当支部にございます)