第457号(令和2年9月20日)

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◎第499回例会令和2年9月20日午後1時~
場所:岡山県医師会館2階・3階三木記念ホール
岡山県産婦人科医会報告  午後1時~
母体保護法指定医師研修会 午後1時30分~
開会挨拶:岡山県医師会会長松山正春
講演1「知っておくべき梅毒のいろは~実症例から学ぶ」
岡山赤十字病院皮膚科医長山口麻里先生
座長:岡山県医師会理事田淵和久
講演2「母体保護法をめぐる課題と周産期のトピックス」
川崎医科大学産婦人科学1 教授 下屋浩一郎先生
座長:岡山県産婦人科医会 会長 江尻孝平
講演3「母体保護法と生命倫理」
岡山商科大学法学部法学科 教授 粟屋剛先生
座長:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産科・婦人科学教室 教授 増山寿
閉会挨拶:岡山県産婦人科医会会長江尻孝平

◎第500回例会予告
予定
日時:令和2年11月15日日(※時間等詳細は未定)
場所:岡山県医師会館2階・3階三木記念ホール
11月の専門医会は岡山産科婦人科学会学術講演会に合流致します。)
講師:山口大学医学部産科婦人科学 教授 杉野法広先生
演題:「子宮内膜の発育とその異常」

◎保険だより
令和2年度日本産婦人科医会中国ブロック医療保険協議会の本部回答を踏まえて岡山県の現時点での見解を抜粋して掲載します。
#1腹腔鏡下膣式子宮全摘術と膣壁形成術の併算定について
現状では同一手術野との認識のため不可。
#2子宮内膜症に対するリュープリン注の休薬期間について
原則6ヶ月。症状出現のための再投与は次回月経発来後が望ましい。治療前、半年後の骨量検査にて問題なく特殊な他の疾患名(例えば再生不良性貧血による過多月経、ITP等)がある場合には、継続投与は止むを得ないものと考える。
#3リムパーザ、キイトルーダなど分子標的薬剤の適応症について
分子標的薬剤の適正使用が十分判る傷病名・詳記を必ず記載願います。卵巣癌再発病名のみでは不適正です。
#4子宮脱に対する手術療法としての「子宮脱手術膣壁形成手術および子宮全摘
術」と「腹腔鏡下仙骨膣固定術」の併算定について
併算定は不可、主たる一つのみ。
#5新生児の傷病名について
B群溶連菌感染母体より出生した児に対して細菌検査を施行している場合は新生児の病名「B群溶連菌感染の疑い」で算定して下さい。
#6腹腔鏡下手術から開腹手術へ移行した場合の手術診療報酬算定について
腹腔鏡下手術と開腹術のどちらが主かの明確な基準は設けていないが、腹腔鏡下手術の時間が短い場合は開腹術。

◎妊産婦死亡例調査について
「妊産婦死亡例登録、調査」(妊産婦死亡とは妊娠の期間及び部位に関係なく、妊娠またはその管理に関連した、あるいはそれらによって悪化したすべての原因による妊娠中または分娩後42日以内における女性の死亡をいいます。)
死亡例発生の都度、速やかに江尻会長までご連絡下さいますようお願い申し上げます。

◎おぎゃー献金について
プラスチック製の暖かみのある素敵な献金箱が出来ました。ご希望の方は当支部へお申し込み下さい。
かねてよりご協力願っております「おぎゃー献金」の入金には直接持参してくださるか、便利な中国銀行の振込用紙をご利用下さい。
(振込用紙、献金袋、受領証並びに感謝シールは当支部にございます)