第480号(令和6年9月15日)

◎保険だより
#1 「産科的大出血」等の病名で、子宮双手圧迫法と子宮動脈塞栓術など複数の処置がある場合、一連の止血操作あれば原則として主たる処置しか認められません。一連でない場合はその旨が判る症状詳記を簡潔に記載願います。

#2 診療開始日が3か月以上前の「帯状疱疹」病名に対するビタラビン軟膏3%処方について;薬剤効能・効果に対する注意では、アラセナ○ R軟膏(後発品を含む)は発病初期に近いほど効能効果が期待できるので、原則として発症から5日以内に使用を開始することとなっています。「帯状疱疹」等の新しい病名が必要ですのでご注意願いま
す。
急性感染症については、2か月以上の空白期間がある場合、新たな感染症として新たな病名のもとでの検査、治療等の施行が基本です。

#3 検査、処置・手術、投薬の実施日と傷病名の診療開始日との整合性を確認の上レセプトを作成、提出願います。