第437号(平成29年1月15日)

◎保険だより
1.超音波検査や腫瘍マーカー検査は癌の疑いや良性疾患の場合には、3か月に1回程度です。これ以上頻回に検査される場合には、必要理由につき詳記ください。
2.鉄欠乏性貧血における鉄剤注射液投与は、経口鉄剤の投与が困難又は不適当な場合に限り使用してください。鉄剤注射液と経口鉄剤の同時使用の場合は鉄剤注射が査定対象です。3.女性ホルモン剤の投与期間は「薬剤の効果や副作用を予見できる必要期間」として最長90日使用分を上限として処方願います。例えば、ルナベルLD,ULDでは63錠、ヤーズでは84錠、エストラーナテープでは45枚、メノエイドコンビパッチでは26枚が1回処方の上限です。4.ミレーナの挿入・抜去費用は、平成28年度の改定により新設された「J082-2薬物放出子宮内システム装置挿入時(200点)、抜去時(150点)」で請求願います。コルポイリンテルでの準用算定はお控えください。