第447号(平成30年9月16日)

◎保険だより
♯流産手術妊娠11週までの場合手動真空吸引法によるもの(4,000点)が新設されています。(H30.04.01~)
♯平成30年度中国ブロック協議会医療保険協議議題の抜粋を掲載します
1)妊婦加算について
生児が得られる可能性のある場合に算定可。異所性妊娠(の疑い)、稽留流産、不全流産、子宮内胎児死亡、胞状奇胎等の病名では算定不可。他院で母子手帳交付済みの妊婦を初診で診た時の診断が子宮内胎児死亡の場合は算定不可。切迫流産・早産は算定可。
2)深夜をまたいで分娩となった場合の分娩監視装置の算定回数について適応病名があれば、分娩が2日に至った場合は2回を限度に算定可。分娩に至らなければ不可。
3)子宮悪性腫瘍や子宮内膜症の手術に際して、術前に予防的に行う尿管ステント留置術について
「水腎症」や「尿管狭窄」などの尿路系に関係する傷病名やコメントが必要。
4)開腹歴のある妊婦に対して帝王切開術を実施する場合の複雑加算(2,000点)について
開腹歴が判断できる病名・コメントが必要。(保険者等に判り易く記載するのが原則)