第477号(令和6年3月17日)

◎保険だより
#1病理組織標本作製(組織切片によるもの)について:
「1)の(ア)から(ケ)までのいずれかを選択し記載する。なお、採取した組織部位の摘要欄へ記載すること。」となっております。流産手術等における子宮内容物は「コその他」の項目で請求願います。「ケ子宮体部及び子宮頸部」は不適当です。
#2「子宮膣部びらん」病名について:
高齢者の子宮頸部細胞診に対する「子宮膣部びらん」病名は保険審査上、不適切病名となります。実態に即した病名を記載願います。
#3バルトリン腺膿瘍での穿刺による細菌培養同定検査について:
生殖器(180点)で算定願います。穿刺液(200点)での算定は、「腹水、胸水、関節液、髄液」限定です。