第463号(令和3年11月21日)

PDF表示

◎第506回例会(令和3年11月21日(日))午後1時~午後3時
日時:令和3年11月21日日午後1時30分
場所:岡山県医師会館三木記念ホール
講師:昭和大学医学部産婦人科学講座 教授 関沢明彦先生
演題:「出生前遺伝学的検査の現状」
「肝炎陽性者フォローアップ事業の御案内仮」
岡山大学病院新医療研究開発センター 助教 難波志穂子先生

◎第507回例会予告
※令和3年5月16日
日に開催予定でした「母体保護法指定医師研修会」は、以下の日程で開催されます。
令和3年度
母体保護法指定医師研修会
日時:令和3年12月26日日午後2時~午後5時
場所:岡山県医師会館三木記念ホール
研修内容:
14:00
講演1:「母体保護法の適正な運用~とくに配偶者同意について~」
公益社団法人日本産婦人科医会 常務理事 種部恭子先生
15:00
講演2:「生殖医療と生命倫理-日本産科婦人科学会の歩み-」
東海大学医学部専門診療学系産婦人科 教授 三上幹男先生
16:00
講演3:「医療安全と医療事故調査制度-医療安全に関する最新の知見-」
岡山大学病院医療安全管理部 講師 大澤晋先生

◎保険だより
令和3年度日本産婦人科医会
中国ブロック協議会医療保険協議の一部を掲載します。
#1.ミレーナ抜去・挿入時の同日挿入術・除去術併算定について:
処置に関しては複数の処置が認められていることより処置の項のミレーナ挿入術・除去術の同日併算定は認められる。ただし、別日が望ましい。
#2.子宮鏡下手術時の還流液について:
生理食塩水は「1電解質溶液利用のもの」に、ウロマチックSは「2その他のもの」に該当。
#3.分娩後の子宮復古不全の病名での超音波検査について:
子宮復古不全に対する処置が認められる場合は算定可。
#4.初診の算定について:
卵巣機能不全あるいは子宮筋腫等の慢性疾患病名での初診算定は原則不可。また担当医から継続的指示がある場合は不可。ただし、唯一本人が指示に従わず来院しなかった場合以降の診療は初診算定可ですが初診料算定には通常行う初診時のアナムネ取り直しなどが必要。
#5「器質性月経困難症」が適応傷病名の婦人科特定疾患治療管理料について:
薬剤の適応症を考え、器質性月経困難症だけではなく、随伴する子宮筋腫、子宮内膜症、チョコレート嚢胞などの病名をつける必要あり。
#6.不全流産(妊娠8週)の手術療法について:
「子宮内容除去術(不全流産)(1,980点)」での算定。「流産手術妊娠11週までの場合1手動真空吸引法によるもの(4,000点)」の算定は不可。
#7.子宮内膜掻爬術について:
麻酔なしで「全面掻把」を行った場合は子宮内膜掻把で対応し、経緯詳記が必要。通常の無麻酔での掻把は、部分的であり子宮内膜組織採取での算定。

◎妊産婦死亡例調査について
「妊産婦死亡例登録、調査」(妊産婦死亡とは妊娠の期間及び部位に関係なく、妊娠またはその管理に関連した、あるいはそれらによって悪化したすべての原因による妊娠中または分娩後42日以内における女性の死亡をいいます。)
死亡例発生の都度、速やかに江尻会長までご連絡下さいますようお願い申し上げます。

◎おぎゃー献金について
プラスチック製の暖かみのある素敵な献金箱が出来ました。ご希望の方は当支部へお申し込み下さい。
かねてよりご協力願っております「おぎゃー献金」の入金には直接持参してくださるか、便利な中国銀行の振込用紙をご利用下さい。
(振込用紙、献金袋、受領証並びに感謝シールは当支部にございます)