第464号(令和4年1月16日)

◎保険だより
#1.レセプト審査は医師である審査委員だけでなく、保険者たる一般事務職員もその適正を判断するので、傷病名をはじめ、診療経過の理解に配慮したレセプト作成に努力していただき、特別な症例には適切な注記を記載願います。
#2.産科および婦人科の救急手術については、入院時間および手術開始時間を記載願います。(記載がない場合は時間外加算等は認められません)
#3.疑い病名で必要な検査を実施した場合、結果が判明すればカルテの傷病名および転帰を速やかに整理願います。類似または疑い病名を羅列しないように注意願います。(原則月をまたがる疑い病名は認められません)
#4.手術実施後の継続診療の場合には「原病名」と「術式」を記載し、「術後」と付記願います。
#5.性同一性障害の診断までの診療は保険適応、診断後の治療は戸籍の性での治療が保険適応です。
#6.「子宮筋腫に基づく下記諸症状の改善:過多月経、下腹痛、腰痛、貧血」を効能・効果としたレルミナ○R錠40mg(GnRHアンタゴニスト)に「子宮内膜症に基づく疼痛の改善」の適応症が追加されました。