第465号(令和4年3月20日)

◎保険だより
#1.子宮頚管粘液採取料は、子宮頚管ポリープ切除術など手術と同時には算定できません。
#2.子宮筋腫核出術、卵巣嚢腫核出術等の手術に伴って使用するピトレシンは適応外につき算定できません。
#3.術前検査としての鼻粘膜細菌培養検査は過剰につき算定できません。
#4.COVID19に対するフェリチン(重症化の指標)、Dダイマー(血栓症の指標)、KL6(間質性肺炎の指標)の検査は、疑い病名では1回のみ、確定病名では週2回算定できます。
#5.病態を考慮した病名を記載願います。不適切病名例:妊娠37週切迫早産、不全流産6日後の機能性子宮出血、産褥2ゕ月の卵巣機能不全、60歳の卵巣機能不全、70歳の更年期症候群、高齢者の子宮膣部びらん
#6.転帰の記載無き病名は継続と見做されます。古い病名のために査定されることがあります。病態等を考慮の上、整合性のとれたレセプトを作成願います。