◎保険だより
#1子宮頸部上皮内癌(CIS)の医療保険上の取り扱いについて
CISは、子宮頸癌取り扱い規約からは削除され、保険上は子宮悪性腫瘍手術、腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術ともに認められない。CINとして腹腔鏡下子宮全摘術の適応になっている。腫瘍マーカーは本来認められない。
#2週1回投与のオキナゾール腟錠600mg等の連続投与について
基本的には総使用料2錠程度であり、他の薬剤投与を考えるべき。ジフルカンなど(令和2年1月19日、平成30年3月18日類似内容既掲載)
#3円錐切除後のHPV核酸検出について
基本的には円錐切除術後6か月が日本では妥当と考えられています。数年経っているのであれば、細胞診を行って異常を認めた場合でないと日本では算定できないと考えます。円錐切除術の日付などをコメントにいれておくとよいと考えます。